健康診断の数値が気になり始めたのは、50代に入ったあたりからでした。
血圧。コレステロール。そして「塩分を控えてください」という医師のひと言。
減塩食を試してみたことがあります。でも正直、食事がつまらなくなりました。薄味の味噌汁、物足りない。減塩醤油、なんか違う。「健康のためだから」と頭ではわかっていても、食事の時間が楽しくなくなるのは、アラ還世代には想像以上につらいことです。
そこで今回は、「我慢しない減塩」を実現するためのグッズを本気で比較しました。最新テクノロジーから定番グッズまで、予算別に5アイテムを紹介します。
減塩、なぜ難しいのか?
日本人の平均塩分摂取量は1日約10g。厚生労働省の推奨は男性7.5g未満、女性6.5g未満。高血圧の方には1日6g未満が目安とされています。
【主な食品の塩分量(目安)】
・味噌汁 1杯 → 約1.5g
・カレー 1皿 → 約2.0g
・ラーメン 1杯 → 約5〜6g
・梅干し 1個 → 約1.8g
・醤油 大さじ1 → 約2.6g
意識しないと、あっという間に超えてしまう量です。だからといって「全部薄味に」では、食事の楽しさが失われてしまう。
減塩を「我慢」ではなく「工夫」に変えるグッズが、今注目されています。
5グッズ比較表
| グッズ | 価格帯 | アプローチ | こんな人に |
|---|---|---|---|
| エレキソルト スプーン ES-S002 | 24,750円 | 電気で塩味を1.5倍に増強 | 薄味が物足りない・本格的に減塩したい |
| タニタ 塩分計 SO-304 | 約3,500円 | 料理の塩分濃度を数値で確認 | 塩分を「見える化」したい |
| A&D 防水型デジタル塩分計 | 約2,800円 | 防水仕様の塩分計 | コスパ重視・汁物メイン |
| キッコーマン 減塩しょうゆ | 約400円 | 塩分40%カット醤油 | まず手軽に始めたい |
| ヤマサ 減塩しょうゆ | 約400円 | 塩分50%カット醤油 | とにかく塩分を減らしたい |
各グッズ詳細
① エレキソルト スプーン ES-S002(24,750円)——最新テクノロジーで「楽しい減塩」
【スペック】
メーカー :キリンホールディングス
価格 :24,750円
電源 :リチウムコイン電池
強度調節 :3段階
サイズ :約W39×D201×H25mm・約60g
受賞 :グッドデザイン賞金賞
CES Innovation Awards 2025(2部門)
特徴 :塩味・うま味を約1.5倍に増強
注意 :心臓疾患・金属アレルギーの方は使用不可
明治大学とキリンが共同開発した、電気味覚デバイスの最新モデル。スプーンの先端から微弱な電流が流れることで、口の中のナトリウムイオンが舌に引き寄せられ、塩味やうま味が約1.5倍に増強されて感じられます。
「減塩食なのに、ちゃんとおいしい」を実現できる唯一無二のアプローチです。
✅ こんな人に向いている
- 薄味では物足りなくて減塩が続かない
- 血圧が気になり始めた50代以上
- 食事の満足感を落とさず塩分を減らしたい
⚠️ 気になる点
- 価格が24,750円と高い
- ただし1食あたりに換算すると約22円(1日3食・1年使用の場合)
- 心臓疾患・金属アレルギーの方は使用不可

② タニタ 塩分計 SO-304(約3,500円)——定番の「見える化」ツール
【スペック】
メーカー :タニタ
価格 :約3,500円
測定範囲 :0.00〜1.20%
表示 :デジタル
防水 :なし
電源 :ボタン電池
料理の塩分濃度を数値で確認できる定番の塩分計。味噌汁やスープに差し込むだけで塩分濃度が表示されます。「どのくらい塩分が入っているか」を数字で把握することで、意識的に薄味に近づけられます。
タニタは体組成計や体温計で実績のある健康器具メーカー。精度と信頼性は折り紙付きです。
✅ こんな人に向いている
- 自炊をしていて料理の塩分量を把握したい
- 数字で管理するのが好き
- 家族の減塩にも活用したい
⚠️ 気になる点
- 固形物の測定には不向き(汁物向き)
- 防水仕様ではないため取り扱い注意

③ A&D 防水型デジタル塩分計(約2,800円)——コスパ重視の実用派
【スペック】
メーカー :A&D
価格 :約2,800円
測定範囲 :0.1〜5.0%
表示 :デジタル
防水 :あり
電源 :ボタン電池
防水仕様で丸洗いできる塩分計。測定精度が高く、コスパも良好。汁物・スープ・煮物など幅広い料理に対応しています。「まず塩分計から始めたい」という方の最初の1台としておすすめです。
✅ こんな人に向いている
- 防水仕様で扱いやすいものが欲しい
- できるだけ価格を抑えたい
- 精度重視で選びたい

④ キッコーマン 減塩しょうゆ(約400円)——まず手軽に始めるなら
【スペック】
メーカー :キッコーマン
価格 :約400円(200ml)
塩分カット:約40%減(通常醤油比)
特徴 :うま味はそのまま
醤油の塩分を約40%カットしながら、うま味を維持したロングセラー商品。「まず試してみたい」という方の入門として最適。普段の醤油を置き換えるだけで、手軽に塩分を減らせます。
✅ こんな人に向いている
- 減塩を始めたばかり
- 手軽・低コストで試したい
- 毎日醤油を使う方

⑤ ヤマサ 減塩しょうゆ(約400円)——さらに塩分を減らしたいなら
【スペック】
メーカー :ヤマサ
価格 :約400円(200ml)
塩分カット:約50%減(通常醤油比)
特徴 :旨味成分をしっかり維持
キッコーマンよりさらに塩分カット率が高い50%減のしょうゆ。医師から塩分制限を強く勧められている方や、より積極的に減塩したい方に向いています。
✅ こんな人に向いている
- 医師から塩分制限を指示されている
- 40%カットでは物足りない方
- とにかく塩分を減らしたい

予算別・目的別おすすめ
【まず手軽に始めたい(〜500円)】
→ 減塩醤油(キッコーマン or ヤマサ)
普段の醤油を置き換えるだけ。最初の一歩に。
【塩分を「見える化」したい(〜4,000円)】
→ A&D 防水型デジタル塩分計(約2,800円)
コスパ重視・防水で扱いやすい定番機。
【精度重視で管理したい(〜4,000円)】
→ タニタ 塩分計 SO-304(約3,500円)
信頼のタニタブランド・デジタル表示で見やすい。
【満足感を落とさず本格的に減塩したい】
→ エレキソルト スプーン ES-S002(24,750円)
1食22円で「楽しい減塩」を実現する最新テクノロジー。
組み合わせ術——段階的に減塩を進める方法
減塩は「いきなり全部変える」より、段階的に進めるほうが続きやすいです。
【アラ還におすすめの段階的減塩プラン】
STEP1(今すぐ)
→ 減塩醤油に切り替える(約400円)
STEP2(1週間後)
→ 塩分計で現在の塩分量を把握する(約2,800円〜)
STEP3(慣れてきたら)
→ エレキソルトで「薄味でも満足」を体験する(24,750円)
まとめ
【減塩グッズ アラ還の結論】
① まず試す → 減塩醤油(400円〜)
② 見える化 → 塩分計(2,800〜3,500円)
③ 本格減塩 → エレキソルト(24,750円)
「我慢する減塩」から「楽しむ減塩」へ。
アラ還世代こそ、道具の力を借りていい。
わたし自身はまだエレキソルトを購入していませんが、「1食22円で減塩が楽しくなるなら」と前向きに検討しています。購入したらレポートを書きます。
好奇心だけは、年齢に負けない。
▶︎ 減塩と合わせて読みたい関連記事
▶︎ noteでは「1食22円で減塩できる?エレキソルトに2万5千円払うか本気で考えてみた」も書いています。よかったら合わせて読んでみてください。
📝 noteはこちら👇

▶︎ 他にも役立つ記事を書いています。ぜひトップページもご覧ください。


コメント