「10km弱なら、自転車で行けばいいか」
気づいたら、そう思えるようになっていました。電動自転車に乗り始めてから4年。通勤・買い物・ちょっとした移動——生活のほぼ全部を、ブリジストンのTB1eと一緒に走ってきました。
電動自転車を検討しているアラ還世代の方に、4年間のリアルな体験をもとにした選び方をお伝えします。
電動自転車選び、アラ還が重視すべき3つのポイント
50代以降が電動自転車を選ぶとき、若い世代とは少し違う視点が必要だと思っています。
① デザイン——毎日乗るから、見た目は大事
「いかにも電動自転車」というシルエットではなく、クロスバイク型のスポーティなデザインは、毎日乗るモチベーションに直結します。乗り物は実用品である前に、気分を上げてくれるものであってほしい。
② 変速機——坂道と距離の幅が広がる
変速機があると、平坦な道・坂道・長距離それぞれに合わせた走り方ができます。アシストとの組み合わせで、行動範囲がぐっと広がります。
③ バッテリー——充電ストレスがないこと
毎日充電しなければならない乗り物は、長続きしません。「寝る前にセットして、朝には満充電」——このくらいシンプルでないと、習慣にはなりにくい。
ブリジストン TB1e——スペック詳細
わたしが4年乗り続けているのが、ブリジストンのTB1eです。
【TB1e 主要スペック(2025年モデル TB7B45)】
価格 :約149,900〜155,500円
タイヤ :27インチ
変速 :外装7段変速
重量 :約22〜23kg
最大航続距離:約200km(エコモード)
バッテリー :リチウムイオン
モーター :前輪+後輪(両輪駆動)
回生充電 :あり(ブレーキ・下り坂で自動充電)
TB1e最大の特徴:両輪駆動+回生充電
他社にはない、ブリジストン独自の機能が2つあります。
両輪駆動(デュアルドライブ)
前輪にもモーターが搭載されており、後輪アシストとの組み合わせで前から引っ張るように走ります。上り坂や荷物が重いときでも、ハンドルが安定したまま進めます。
回生充電システム
ブレーキをかけるとき・下り坂のとき、自動的に充電される仕組みです。走れば走るほど、わずかながら充電される。この「エネルギーを無駄にしない感覚」が地味に気持ちいいです。
3モデル比較——TB1e vs Velostar vs YAMAHA
通勤・街乗り向けのクロスバイク型3モデルで比較します。
| ブリジストン TB1e | パナソニック Velostar | ヤマハ PAS CRAIG ALLEY | |
|---|---|---|---|
| 価格帯 | 約15万円 | 約10〜12万円 | 約13〜15万円 |
| 重量 | 約22〜23kg | 約20kg | 約22kg |
| 変速 | 外装7段 | 外装7段 | 外装7段 |
| 最大航続距離 | 約200km | 約100km前後 | 約100km前後 |
| 両輪駆動 | ✅ あり | ❌ なし | ❌ なし |
| 回生充電 | ✅ あり | ❌ なし | ❌ なし |
| アシストの特徴 | 前後輪で安定感 | 軽量・スポーティ | 漕ぎ出しが自然 |
| 国産ブランド保証 | ✅ | ✅ | ✅ |
| こんな人に | 長距離・通勤メイン | コスパ重視・軽さ優先 | はじめての電動自転車 |
※価格・スペックは2026年6月時点の参考値です。購入前に最新情報をご確認ください。
TB1e 4年間リアル評価
実際に4年間乗り続けた、正直な評価です。
✅ よかったこと
充電ストレスがほぼゼロ
毎日通勤往復7km弱を走って、充電は通常2週間に1回程度。たくさん乗った週でも月3回あるかどうかです。寝る前にケーブルをつないで、朝起きたら満充電。4年間、「充電しなきゃ」と焦ったことはほぼありません。
行動範囲が広がった
「10km弱なら自転車で行けばいい」という感覚が自然に生まれました。移動のハードルが下がると、外に出ることが楽しくなります。
運動を兼ねられる
アシストがあっても、毎日ペダルを漕ぐ習慣は続きます。通勤往復7kmを毎日続けると、じわじわ体への効果を感じます。「運動のために時間を作る」ではなく「移動しながら運動になっている」状態です。
両輪駆動の安心感
雨の日や荷物が多い日でも、前後輪でしっかり支えられている感覚があります。特に坂道での安定感は、普通の電動自転車とは別物です。
⚠️ 正直なデメリット
車体が重い(約22〜23kg)
段差での持ち上げや、駐輪場での取り回しは正直大変です。慣れるまでは「こんなに重いのか」と感じます。
バッテリーが切れると別の乗り物になる
変速機があるので走れることは走れますが、重い車体を人力だけで漕ぐのはかなりしんどい。「充電を忘れない」習慣が大事です。ただし充電頻度が低いため、実際にバッテリー切れで困った経験は4年間でほぼありません。
価格が高い
約15万円は決して安くない買い物です。ただし、4年間ほぼノートラブルで乗り続けていることを考えると、耐久性と長期コストパフォーマンスは高いと感じています。
こんな人におすすめ
【TB1e(ブリジストン)がおすすめ】
✅ 毎日の通勤に使いたい
✅ 長距離(10km前後)を走る予定がある
✅ 充電の手間をできるだけ減らしたい
✅ 坂道が多いルートを走る
✅ 長く乗り続けたい・国産ブランドの安心感がほしい
【Velostar(パナソニック)がおすすめ】
✅ 予算を抑えたい(10〜12万円台)
✅ 車体の軽さを重視する
✅ 短距離(5km以内)の通勤・買い物メイン
【YAMAHA PASシリーズがおすすめ】
✅ はじめての電動自転車
✅ アシストの自然な乗り心地を重視する
✅ 漕ぎ出しの感覚を大切にしたい
予算別おすすめ+Amazonリンク
10〜12万円台:パナソニック Velostar

13〜15万円台:ブリジストン TB1e

本格スポーツ仕様(20万円以上):ヤマハ YPJシリーズ
まとめ
【電動自転車選び アラ還の結論】
① デザイン → クロスバイク型で毎日乗りたくなる1台を
② 変速 → 7段変速があれば坂道も距離も対応できる
③ バッテリー→ 充電ストレスが少ないモデルを選ぶ
④ 両輪駆動 → 長距離・通勤メインならTB1e一択
⑤ 価格 → 長く乗ることを考えると国産3ブランドが安心
4年間乗り続けて、後悔はゼロです。
電動自転車は「楽をするもの」ではなく、「行動範囲を広げるもの」だと思っています。アラ還世代にこそ、この感覚を体験してほしいです。
わたし自身はまだ乗り比べをしているわけではありませんが、4年間のリアルな使用感をできる限り正直にお伝えしました。購入の参考になれば嬉しいです。
好奇心だけは、年齢に負けない。
▶︎ 電動自転車に乗り始めてから気づいた「もう戻れない理由」を、脳科学と一緒にnoteで書きました。よかったら合わせて読んでみてください。
📝 note記事「電動自転車に乗り始めて4年。58歳が”もう戻れない”と感じるリアルな理由」
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