正月の日光・中三依温泉駅近くは想像を超える積雪だった…

雪の中三依温泉駅


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野岩鉄道・会津鬼怒川線の中三依(なかみより)温泉駅(栃木県日光市)に初めて降り立った。列車から降りた瞬間、厚い積雪に靴がギュッと沈んだ…。

初上陸、続く想定外

第7回かんとうみんてつモバイルスタンプラリー、野岩鉄道の指定駅はここ(地図B地点)中三依温泉。

日光市内だけど、普通イメージする東照宮とかあの辺からはだいぶ離れている。

特急リバティで行く

11時ちょうどに浅草を出るリバティけごん17号・リバティ会津117号。

3両ずつの併結を下今市で切り離し、けごんは日光へ・会津は会津田島へ。

あえてリバティを狙ったわけではなかったが、時間が都合よさそうなのでこれでいくことにした。

東武の駅に着き、特急券を買おうとしたそのとき、考えてもいなかった事態が…。

けごん・会津ともに満席…。

これに乗れないと、きょう1日のスケジュールがすべて破綻する…。しかも全席指定(知らなかった)。

昨年2017年に登場した新型車両で、それなりに人気があるとは聞いていたが、こんな平日に満席とは…。

既に発車10分前! 右往左往していると、駅中に響き渡る緊急地震速報(茨城沖)。

「とりあえず列車をすべて止める」とアナウンスがあったが、地震は来ず、すぐに運転再開。

肩すかしを食った形になったところで、再び考える。

(スケジュールを変えるか、知らんぷりして乗るか…)

そして、ふと特急券券売機の上の画面を見ると、満席だった「けごん」の残席が4に増えていた!

即買う! …が、けごんでは中三依温泉までは行けない。取り急ぎ、分岐点・下今市までの切符を購入。

買い終わったときには残席1になっていた。

これでとりあえず日光市内までの席は確保できた。酒と駅弁(押し寿司食べ比べ)を買い、列に並ぶ。

駅員に特急券を確認され(これにより知らんぷり乗車はできないことが判明w)、車内に乗り込む。子供連れが多い。

新型車両、どうなの?

ギリギリにとった指定席だったけど、なぜか窓際。隣には神経質そうなおじさんが着席。

おもむろにPCを取り出し、各席備え付けのコンセントにつなぎ、なにやらテザリング機器も接続。エクセルでぶつぶつと作業を始めた。

モバイルスタンプラリーはGPSを使うので、強い電波の発信体が近くにあるとモロに影響を受ける(と思う、仕組みはよくわからないが)。

過去に半蔵門線乗車中に訪日外国人客が隣に座った際、GPSがロンドンまで飛んだことがある。

実は、中三依温泉へ向かう途中にも指定駅の栃木駅・家中駅があり、通過でとってしまおうと目論んでいた(あまり褒められた行動ではないが…)。

遠くにGPSが飛ばされてしまうと、通過時にとり逃す可能性がある…。

案の定、春日部あたりまでGPSがフラフラ不安定。ときたま東陽町に飛んでいく…。

前の席では子供連れがはしゃぎ、座席が多少揺れていた。僕はそれほど気にならなかったけど、隣のおじさんはしきりに「揺らすなっつーの」「なんだこれは」などとつぶやきながら仕事(?)をしていた。

通路を挟んだ向こうの席では、雰囲気・松坂桃李&少し背の高い黒髪ぺこの大学生カップルが割と大きな声でくだらない話(ごめんねw)をしていた。

僕はというと、カップ酒&押し寿司というナイスコンビを堪能!!

おじさんにとっては最悪の作業環境だね、残念だったねw

日光市内に入ると、ちらほらとちょっぴり残雪が。あぁ、雪が降ったんだなぁ…。

降りる準備をしていると、東南アジア系の観光客に肩を叩かれた。何ですか!?

「Snow?」

なんと直截的な質問! 「Yes,that’s snow」小学生並みの返答ww

そんなこんなで12時39分、下今市に到着。ここで切り離し。僕はリバティから放逐された…。

しかし! 案内によると「ここから先は乗車券のみでOK」(要約)とのこと。

…つまり、合法的に「会津」に乗り換えて、このまま中三依温泉まで行ける! 座席なんかなくていいです! 車両を変えてリバティに復帰。

そして下今市からおよそ1時間、中三依温泉に到着した。

中三依温泉駅ホーム

ってあれ…? こんなに積もってるの?

すごく…新雪です…。

さらばリバティ。いまいち心地よさは実感できなかったけど、お世話になりました。

見た目はかっこいいね、うん。

会津まで、まだまだ遠い旅だね

大人気のリバティ、稼働率バツグンだね。僕はスペーシアのほうが好きだけど

雪!雪!雪!

ホームに降りるのがためらわれるほどの積雪。ふつうの革靴で来てしまった…。

この駅で降りたのは僕ひとり。ズボズボと足跡をつくりながら進む…。

静かすぎて耳鳴り、白すぎてまぶしい、足元はひんやり。

戻る電車までしばらく時間があるから、喫茶店でコーヒーでも飲んで待とう…。

駅の存在などなかったかのような駅前

ホームの待合室にたどりつくと、下りの階段が。線路をくぐったらそこが駅の玄関だった。

中三依温泉駅前

駅前にあるもの、トイレ・自販機・公衆電話・お地蔵さん

軽い気持ちで来てしまったが、こんな近場でこんな別世界のようなところがあるとは…。

正直、とんでもないところに来てしまったな、と思ったw

軽自動車が1台、駅前にやってきてそのまま引き返した。なんなんだよ、怖いよ…。

意を決して歩を進めると、向こうから警察官がひとり。

「こんにちは」とあいさつされ「こ、こんにちは」と答礼。完全に不審者だ。

とりあえずすぐそこに国道が走っているようだから、その沿道を歩いてみよう。

国道「会津西街道」

国道へ向かう道

国道までほんの100mちょいだろうか、これが「駅前通り」

写真左手に見えるのが温泉「男鹿の湯」の施設の一部。「冬季休業中」だって! _(┐「ε:)_ズコー

国道を西に歩いていくと、食堂や喫茶店もあるようだが、どれも閉まっている…。

屋根にのぼり雪下ろしをするおじさん、雪かきをするおばあさん、怪訝な顔であいさつしてくるご老人…。

片側1車線の国道は車通りも少なく、鳥の鳴き声と雪を踏みしめる音だけが聞こえていた。

大きなつらら

この「ぎゃらりー」も当然のように閉じていたが、大きなつららという作品だけで十分だ

この国道はかつての「会津西街道」で、道端にも「みより宿」と書かれた朽ちた看板があったりした。

会津西街道は、徳川2代将軍・秀忠の四男である会津藩主・保科正之が整備した。

この何もない感も当時の趣きのままなのかしら、と思いつつシャーベット状の雪の上を30分ほど歩いた。

今季はじめての雪上歩行

僕にとって、これが今季最初の雪歩きだ。気温は1℃だけど、日が出ていて風がなかったので、そこまで寒くはなかった。

(中に着ていたシャツが長袖だったのが奏功したのかもしれないが)

冗談みたいに積もった雪

まるで作り物か冗談みたいに積もった雪。厚さは50cm以上ありそうだ

何もないところだけど、GPSや電波はしっかり入る。中三依温泉駅のスタンプは問題なくゲットできた。

(なんだかんだいいつつ、結局のところ家中駅・栃木駅も大丈夫だった)

上りの列車がそろそろやってくる。2両編成の新藤原行き。

この列車に乗り込んだのもまた、僕ひとりだけだった。

きょうはここまで。

スタンプラリーで腹は膨れるか
第7回かんとうみんてつスタンプラリー、ギリギリで制覇(上)
https://stamp-rally.com/7th_kanto-mintetsu_completed/
1月9日まで開催されていた「第7回かんとうみんてつモバイルスタンプラリー」、終了4時間前になんとか全制覇してきたので、その最終日の回顧をば。…


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